毎年1月に召集される通常国会開催日の恒例行事となった超党派で構成する
「和装振興議員連盟」のメンバー約100人が着物姿で登院し、訪問着姿の女性議員の
艶やかな姿が目を引く
伊勢崎市と桐生市を選挙区とする元衆院議員の
笹川尭氏は「和装振興議員連盟」の第六代の会長
を務めた
氏は毎年1月11日開催の伊勢崎織物組合の
初市天王祭(はついちてんのうさい)には
和服で出席された
着物を着る運動をしている都市は織物産地で観光都市が多い、キャンペーンとしては
着物姿で来訪すると公共施設の美術館やバス等の乗り物に無料や割引値段で利用可能で
協賛する店舗でも割引等の種々なサービスが受けられる
着物と言えば先ず京都である「京都きものパスポート」が一番充実している
期間は一年中有効で京都市内を中心に京都府内の施設・店舗約400が利用出来る
「着くずれ」を無料で直してくれるサービスもあり、安心して着物を着て京都へ行ける
ネットで「京都きものパスポート」
をプリントすれば直ぐに使える
桐生織物協同組合では昭和52年に11月3日を「桐生きものの日」とし、毎年「きもの
ワインパーティー」等を開催し好評を得ている
桐生市では毎月第一土曜日に「買場紗綾市(かいばさやいち)」を開催しており、11月の
買場紗綾市とを挟んでファッションウィークとし、一連のイベントを桐生市の秋祭りとして
位置づけている
伊勢崎町長石川泰三氏は、伊勢崎町の産にして夙に銘仙と蜜接の関係あり、前半生は
殆んど官海の人として恪勤の跡を印したりしが、後半生は自町自治體の経営に全力を傾注
し、現に齢八十、第五期の町長として活躍、壮者を凌ぐの慨あり、銘仙の進興に関しては
陰に陽に常に貢献せられつゝあり、本銘仙週間も亦同氏の考案にして、町内に於ける芸妓、
酌婦、女中、女給凡て毎月一日より七日迄は銘仙を着用し伊勢崎織物組合のマークを打出
したる帯止を使用して客に接することとし昨昭和五年六月より実施して今日に至る、最初
は兎角の不平等もありしが、現今に於ては、彼等自ら進んで之を実行するに至り、間接に
宣伝の効果を奏しつゝあり。
石川泰三(いしかわ たいぞう)
嘉永6年(1853)~昭和18年(1943)
大正4年(1915)から18年間わたり
伊勢崎町長として活躍した
最近では伊勢崎市観光物産協会(事務局 伊勢崎市経済部文化観光課)が平成24年に
毎年3月の第1土曜日を「いせさき銘仙の日」と定め「銘仙ファッションショー」等を
開催している *3月3日の節句(ひな祭り)にちなんで発足