伊勢崎銘仙アーカイブス

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PROFILE  人物紹介へもどる


 宮崎栄蔵物語

 宮崎栄蔵が伊勢崎太織会社の初代社長



 宮崎栄蔵(みやざき えいぞう)
  天保11年4月(1840)~
  明治18年7月22日(1885)享年46歳
  2024年現在 生誕184年 没後139年

  佐位郡采女村伊与久(現 伊勢崎市境伊与久)
  明治14年(1881)3月太織会社初代社長に就任
  明治15年(1882)5月病身のため退任





   明治四年八月二十一日
 乍恐以書付ヲ奉願上候
 御支配所兩郡商人共惣代木島村高木孝三郎上植木村新井勇七奉申上候当地太織縞の儀は前々
 より今に至って全く正物の品故追々相開ヶ彌ゝ國産に相成候處、近頃唐木綿糸を入織出し又
 は竪糸を唐紺粉にて早染致候者間々相見え申候風聞有之此儀追々相増候得者産物衰微の基に
 可相成輿奉存候間自分製作人何村誰と附札に致無札の品は売買不致様行々正路に取行仕度候
 間何卒格別の以御仁恤を早々村々へ厳重の御沙汰に相成候様偏に奉願上候以上
    未 八月                        機屋惣代
 前書の通篤と検査仕候處相違無之何卒右願の通被仰付置候はゞ一同難有仕合に奉存候
   ・   ’                      郡中肝煎
                                大島壽年
                                中澤三太郎