伊勢崎銘仙アーカイブス

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 CCI(Chamber of Commerce and Industry


  伊勢崎商工会議所は戦後間もない昭和21年(1946)12月16日に設立されました。
 今年は創立75年(三四半世紀)に当たります。

  日本における商工会議所の歴史は、明治11年(1878)8月1日に創立の
  東京商法会議所 初代会頭 渋沢栄一(当時38歳)に始まります。
  *現 日本商工会議所(東京商工会議所会頭が兼務)会頭 三村明夫は昭和34年群馬県立
   前橋高等学校卒。

  伊勢崎では、商工会議所と同様の組織・機関として、伊勢崎実業協会が
 明治27年(1894)5月20日  会長 武孫平 で伊勢崎織物商工組合内に創立
 大正15年(1926)1月30日 伊勢崎実業協会の総会で大伊勢崎計画が石川泰三 町長
 に建議された。


  商工会議所法・定款より抜粋要約
1,目的 商工会議所は、地区内における商工業者の共同社会を基盤とし、商工業の
  総合的な発達を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資し、もってわが国商工業
  の発展に寄与するとこを目的とする。
2,受け持ち地区が在り、原則は市町村単位で他の商工会議所の地域とは重複しない。
3,入退会は自由である(英米方式を採用)
4,地区内全ての商工業者は加入出来る(6ヶ月以上の継続)
5,営利を目的としない。
6,特定の政党のために利用しない。



  伊勢崎出身の膳桂之助 日本団体生命保険 初代会長に日本商工会議所会頭郷誠之助を
 迎えた。



       
     伊勢崎実業協会
明治27年(1894)5月20日
 伊勢崎織物商工組合 事務所内に創立
 所在地 伊勢崎町字赤石乙635番地
     伊勢崎町栄町
 現在  伊勢崎市曲輪町31番地
 *昭和20年8月14日空襲で焼失
 
     社団法人 伊勢崎商工会議所
昭和21年12月16日
 設立総会
昭和25年10月28日
 商工会議所法施行により
 社団法人が削除
 所在地 伊勢崎市新町15番地
 現在  伊勢崎市大手町12番20号
     アイオー信用金庫 大手町出張所
 
   
昭和26年6月1日
 財団法人伊勢崎貿易会館で
 貿易会館を完成
 商工会議所事務所を貿易会館二階へ移転

 所在地 伊勢崎市栄町97
     伊勢崎市曲輪町31番地
 *平成21年に老朽化で解体
 
    昭和45年3月9日
 商工会議所会館新築完成により
 事務所を移転し、現在に至る

 所在地 伊勢崎市大字下植木玉椿
     伊勢崎市昭和町1331番地
 現在  伊勢崎市昭和町3919番地
 







 後左 東京商法会議所
    初代会頭 渋沢栄一

 後右 大阪商法会議所
    初代会頭 五代友厚

 中下 兵庫商法会議所
    (現 神戸商工会議所)
    初代会頭 神田兵右衛門
    (こうだ ひょうえもん)

 *商工会議所100年記念 純銀製メダル






商工会議所は、明治11年東京、大阪、神戸の実業界の人々が提唱して設立され、古い歴史を背景に発展してきました。現在の制度は昭和28年8月に制定された”商工会議所法”という法律によって運営されている特殊法人です。商工会議所は、その地区内における商工業の総合的な改善発展を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的としています。
(商工会議所法第6条)

商工会議所は、地域の商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで、国民経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体です。したがって、商工会議所の活動には、大企業も中小企業も、みんな力を合わせて、都市を住みよく、働きやすいところにしようという念願がこめられています

商工会議所は、業種、業態、規模の大小を問わず地区内のすべての商工業者の利益をはかるとともに、地域経済社会の振興・発展や、社会福祉の増進に資することを目的としており、その目的達成のため次のような事業を行っています。

●商工会議所としての意見を公表し、これを国会・行政庁等に具申し建議します。
●行政庁等の諮間に応じて答申をします。

市など一定地区内の商工業者によって組織される自由会員制の公益経済団体。
英米系(任意加入)

 渋沢栄一 渋沢喜作
  明治10年(1877)12月27日 商法会議所設立之儀願書
  明治11年(1878)3月12日 東京商法会議所認可
             8月1日  総会開催 初代会頭 渋沢栄一(38歳)
                        理事委員 渋沢喜作(40歳)



渋沢栄一(しぶさわ えいいち) 雅号 青淵(せいえん)
 旧字体 澁澤榮一
 天保11年(1840)2月13日~
 昭和6年(1931)11月11日 享年91歳
 2021年現在 生誕181年 没後90年


渋沢喜作(しぶさわ きさく)
 天保9年(1838)6月10日~
 大正元年(1912)8月30日 享年74歳

 渋沢栄一の従兄、名は成一郎(せいいちろう)明治以降は喜作と改名

 大阪商法会議所 明治11年(1878)8月 設立 初代会頭 五代友厚






  〔商業部会〕       主な業種・・・各種商品卸売業、各種商品小売業など
 〔観光文化部会〕     主な業種・・・印刷・出版関連産業、飲食業、理美容業、旅館業
                     生活関連サービス業、情報サービス業など
 〔工業部会〕       主な業種・・・鉄鋼業、金属製品製造業、機械器具製造業など
 〔繊維・食品・化学部会〕 主な業種・・・繊維工業、衣服・その他の繊維製品製造業、
                     繊維関連業種団体・組合
                     食料品製造業、パルプ・紙製造業、化学工業、
                     石油製品製造業、プラスチック製品製造業、
                     ゴム製品製造業など
 〔建設部会〕       主な業種・・・総合工事業、職別工事業、設備工事業、電気業、
                     ガス業、不動産業など
 〔理財部会〕       主な業種・・・銀行・信託業、保険業、証券業、税理士事務所など
 〔運輸通信部会〕     主な業種・・・鉄道業、運送業、倉庫業、電気通信業、
                     自動車整備業など




伊勢崎商工会議所

 昭和21年12月16日 社団法人伊勢崎商工会議所の設立総会を伊勢崎市役所で開催
 昭和22年 1月29日 商工大臣 星島二郎より設立許可(1月29日を設立記念日として
             いる)
             設立発起人総代 初代会頭 井下辰雄
             事務所 伊勢崎市新町(あらまち)15
                (現 アイオー信用金庫大手町出張所の所在地)
 昭和26年 6月 1日 伊勢崎貿易会館二階へ事務所の移転
             伊勢崎市栄町97(伊勢崎織物組合敷地内)
             総工費 800万円、(群馬県400万円、伊勢崎市100万円
             商社250万円、商工会議所50万円、機屋50万円)
 昭和28年 8月 1日 特殊法人「商工会議所法」公布
 昭和29年12月21日 新法による伊勢崎商工会議所組織変更認可
 昭和37年 2月」8日 商工会議所会館建設実行委員会設置
             総務小委員長 田村織物(株) 田村秀雄
             財務小委員長 栗豊(株)   窪田濤三郎
             1億8千万円を会員から募金で集める
 昭和45年 3月    商工会議所会館完成する(現在地 伊勢崎市昭和町3919)
 昭和52年11月 2日 伊勢崎商工会議所創立30周年記念式典挙行




 伊勢崎信用金庫
昭和28年 3月30日 事務所を伊勢崎市新町15番地に移転
昭和42年 7月13日 本店事務所を伊勢崎市中央町20番17号に移転、新築開店
  7月17日 旧本店事務所所在地に大手町支店開設