名門・森村家

　　家紋　鶴の丸　　　JALマークと同じ
　　裏紋　五三の桐
　　禁忌作物（過去）　きゅうり





　　戦国時代（室町時代末期）、那波氏に仕えた家臣の五十嵐が那波城（現 伊勢崎市堀口町）
　の落城で、地元に残ったものや一部は連取村に移った。
　　江戸時代になり旗本・駒井氏から森村の姓を賜ったと口碑で伝わっている。
　　森村家では総本家の園右衛門（襲名）と新蔵（襲名）の二家に分かれ代々名主役を務めた。

天神の家		森村家総本家		新蔵の家
		① 森村（五十嵐）教貞
		：
		⑤源五兵衛	ー	①義俊
		：		｜
		：		②是俊
	ー	：		｜
京兵衛		⑭園右衛門		③新蔵明俊
｜		｜		｜
門平		⑮登喜太		④太郎左衛門
｜		｜		｜
堯太（初代）		⑯連太		⑤橘太
｜		｜		｜
堯太（二代 良策）		⑰鍋太（長男） ー 酉三（三男）		⑥栄太郎（松鶴）
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慶策		⑱敏夫		⑦ 熊雄
｜		｜		｜
正博		⑲章明		⑧恒之

　森村鍋太（もりむら なべた？）
　　明治６年(１８７３)９月２２日 生
　　宮郷村村長
　　佐波郡会議員 第六期
　　　大正４年～大正８年
　　森村家の禁忌作物 きゅうり を解禁する

（株）上毛物産銀行取締役、（株）伊勢崎銀行監査役

明治１６年９月家督を相続す県下有数の素封家









　森村知孝（もりむら ともたか？）
　　明治２３年（１８９０）２月生

　　昭和５０年（１９７５）６月に
　「八十五年　私の見聞録」を発行
















　森村酉三（もりむら とりぞう）鋳金工芸家
　　明治３０年（１８９７）６月１２日～
　　昭和２４年（１９４９）７月９日
　　享年５２歳







　　　　森村清志（同三四、五生）あり

	名前	没年
１	教貞	ー
２	ー	延宝７年 1679
３	ー	元禄７年 1694
４	ー	宝暦３年 1753
５	ー	明和３年 1766
６	ー	明和５年 1768
７	源五兵衛	安永２年 1773
８	ー	天明３年 1783
９	ー	天明７年 1787
１０	源六　園右衛門教行	寛政３年 1791
１１	藤八　園右衛門嘉重	天保５年 1834	宝暦５年 1755生 享年 ８０歳
１２	桂兵衛　園右衛門邦武	文化１３年 1816	安永７年　　享年３９歳
１３	園右衛門嘉儔	明治４年 1871	寛政１０年 1798生　享年７０歳
１４	登喜太　保教	明治２０年 1887	文政５年 1822生　享年６６歳
１５	連太	明治３８年 1905	連太の三男は「森村酉三」
１６	鍋太	昭和２８年 1953	連太の長男
１７	敏夫	昭和６３年 1988	明治３２年生　享年９０歳
１８	章明	平成１１年 1999	昭和２０年生　享年５５歳

　伊勢崎市指定重要文化財
　　森村家の文書（もりむらけのもんじょ）
　　　指定年月日　　昭和５８年３月１１日
　　　所在地　　　　連取町
　　　所有者管理者　森村恒之（市指定当時）

　伊勢崎市連取町の森村姓は
五十嵐清隆元伊勢崎市長のルーツの五十嵐姓から
派生している

　旧森村家住宅（伊勢崎市指定重要文化財）は一般公開を行なっている
　　 伊勢崎市連取町377-1

• 開館日　第1日曜日・第3日曜日
• 開館時間　９：００～１６：００

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　出典・参考・蔵書


　　　図説 伊勢崎・佐波の歴史（群馬県の歴史シリーズ 5）　五十嵐富夫著　昭和60年
　　　　　　あかぎ出版　P108　伊勢崎風土記と森村新蔵の見聞記

　　　幕末民衆の情報世界 風説留が語るもの　著者 落合延孝　平成１８年

　　　伊勢崎市 平成28年度 初心者 古文書講座　講師 落合延高　筆名 落合延孝

　　「八十五年 私の見聞録」　森村知孝著　昭和５０年　非売品　伊勢崎市図書館にて閲覧可

　　「ぐんま史料研究　第２２号」　森村堯太とその生きた時代　石原征明著　平成１６年
　　　　　　　　　　　　　　　　　発行：群馬県立文書館

　　「私論　上州伊勢崎　五十嵐一族小史」　五十嵐基興著　平成２３年　非売品
　　　　　　　　　　　　　　　　　伊勢崎市図書館にて閲覧可

　　「鋳金工芸家・森村酉三とその時代」　手島仁著　平成２６年　発行：みやま文庫

　　「生糸改良にかけた生涯　速水堅曹」　平成２６年
　　　　　　　　　　　　現代語訳 富岡製糸場世界遺産伝道師協会 歴史ワーキンググループ
　　　　　　　　　　　　代表訳：速水美智子　発行：飯田橋パピルス

　　「続 群馬の苗字」朝日新聞前橋支局　昭和４４年発行

　　「森村酉三とその時代」　群馬県近代美術館　令和元年