令和4年(2022)に節目を迎えた 伊勢崎の先人
生誕年月日順 赤字が節目の年数
お名前 | 職業 | 生誕年 | 没後年 | ||
1 | 田島弥平 | 蚕種研究家 | 200 | 124 | 世界遺産 田島弥平宅 |
2 | 森村熊蔵 | 伊勢崎銘仙機屋 | 172 | 125 | 銘仙に絹紡糸を導入 |
3 | 細野次郎 | 政治家 | 160 | 106 | 上毛撚糸 |
4 | 矢島保治郎 | 冒険家 | 140 | 59 | チベット探検 |
5 | 金子仲次郎 | 伊勢崎銘仙機屋 | 135 | 84 | 多額の私財を寄付 |
6 | 森村堯太(二代目) | 銀行家 | 135 | 70 | 群馬銀行 |
7 | 膳桂之助 | 政治家・実業家 | 135 | 71 | アクサ生命 |
8 | 鈴木惣太郎 | 野球 | 132 | 40 | プロ野球 生みの親 |
9 | 磯部草丘 | 日本画家 | 125 | 55 | 雅叙園「草丘の間」 |
10 | 木島一雄 | 伊勢崎銘仙機屋 | 87 | 10 | 最後の解し絣 機屋 |
書名 群馬の現代染織 ー 産業からアートへ ー
著者 黒田亮子(くろだ りょうこ)
発行者 みやま文庫
刊行日 2022.2.28
判型/頁 B6版 221P
定価 1,500円(みやま文庫会員価格:1,000円)
伊勢崎市在住の染織家
境野三次、芝崎重一、齋藤定夫氏を紹介
黒田亮子(くろだ りょうこ) 伊勢崎市在住 美術史家 東京大学、および同大学大学院で美術史を学ぶ 群馬県立館林美術館館長等を歴任、県立近代美術館勤務時代には染色家志村ふくみ展を企画 |
群馬の染織産業は、和服の需要が減ることにつれて変化していき、産業として評価され繫栄し
ていたものが、文化、美術として考えられるようになった。
本書は、染織産業で生み出され、世界的に評価を受けるようになった「アートとしての布」を
関わってきた染織作家を通して紹介するものである。(群馬県地域創生部文化振興課HPより)
発行者のみやま文庫は群馬県知事が会長となる会員制の郷土図書出版組織です
1冊1,500円(税込)で販売してます 一般の書店には扱っていません
詳しくはみやま文庫のホームページをご覧ください
また、群馬県内の公立図書館にて閲覧・貸出し可能です
みやま文庫事務局は
〒371-0017 前橋市日吉町1丁目9-1 群馬県立図書館4階 みやま文庫事務局
開室時間:祝日、年末年始を除く火~金曜日の9時から17時まで
電話027-232-4241
書名 父の戦争
著者 たみや じゅん
発行者 上毛新聞社
刊行日 2022.1.20
判型/頁 A5版 146P
定価 1,100円(税込)
たみや じゅん | 放送作家 | 1945 昭和20 ~現在 |
昭和39年群馬県立前橋高等学校卒 早稲田大学教育学部卒 テレビ「ニュースステーション」等携わる 伊勢崎に帰郷後は有機農業に取り組む 主な著書 平成20年「国定忠治を有名にした伊勢崎の女」 平成25年「関東大震災で飛躍した企業」 令和3年「明治維新はなかった!?」 |
昨年、太平洋戦争開戦80年を迎え、私の父は広大な中国大陸を徒歩で縦断し、タイで終戦と
なりました。
約5年の軍隊生活で銃弾に倒れ負傷兵で帰還しましたが、軍隊の詳細については口を閉ざした
まま、83歳で死亡してしまいました。
どう軍隊生活を過ごしたのか、沈黙を守り通した事実を明らかにした内容です。(著者)
いせさき明治館で企画展「銘仙ー夏の青」
夏の青をテーマに併用絣と解模様絣を約20点展示
2019 8月3日(日)~9月29日(日)
|
伊勢崎市曲輪町31-4 電話0270-40-6885 月・火曜日休館 10時~17時 ●入場無料 |
銘仙の魅力のひとつは色彩の豊かさですが今回の展示はあえて「青」一色に絞ってみました。
青を基調にした単衣銘仙ばかりを展示、全て昭和初期から中期にかけてのビンテージ銘仙。
(主催者作成チラシより抜粋)
1日午後11時45分頃、伊勢崎市安堀町 大山仙八氏(84歳)の伊勢崎銘仙の整経工場より
出火し、工場と隣接する2階建て木造住宅を全焼した
伊勢崎織物協同組合から挨拶状が届き、理事長を田村直之氏が退任し、奥野桂一氏が就任
伊勢崎の地名の入った全国版の図書の出版は珍しい
シリーズ藩物語「伊勢崎藩」
2018年1月20日発行
著者 栗原 佳(くりはら すぐる)
発行所 現代書館
定価 1,600円+税
当図書が発行されたことは知って伊勢崎市内の書店を物色したが売り切れ状態
amazon等のネットで探すが手元には在庫が無いようだ
しかし、前橋市内の書店にはたくさん陳列してあり、早速購入した
著者は平成元年生れで30歳、昨年まで伊勢崎商業高等学校で社会を教えていた
伊勢崎銘仙のルーツ伊勢崎縞、伊勢崎太織にもふれている
一週間前の1月26日放送の「おはよう日本」で80年ぶりに足利銘仙が復活し、地域
興しやクラウドファンディングを活用しアロハシャツを製作しハワイとの友好を図る旨
を紹介したが
製作された生地は・・・銘仙では無く プリント生地であると訂正した
銘仙は糸のうちに染める織物であるが、プリント生地は布に後から染める染物である
プリント生地のデザインは足利商工会議所で保管している足利銘仙柄を使用している
これが本物の銘仙アロハシャツ
(有)木島織物所 が平成23年(2011)
に伊勢崎銘仙で製作したアロハシャツ
撮影者:管理人 平成23年3月2日
株式会社ブランド総合研究所が平成21年(2009)から全47都道府県の魅力度
ランキングを毎年10月に発表
平成19年(2007)10月から日本テレビ系列の人気番組「秘密のケンミンSHOW」
が始った
群馬県魅力度ランキング
平成 西暦 |
21 年 2009 |
22年 2010 |
23 年 2011 |
24 年 2012 |
25年 2013 |
26年 2014 |
27年 2015 |
28年 2016 |
29年 2017 |
平均 |
順位 | 45 | 41 | 44 | 47 | 44 | 46 | 44 | 45 | 41 | 44 |
群馬を研究するには、下記の4冊をお薦め
群馬を紹介する原点
上野唱歌(こうずけしょうか)
発行:明治33年11月16日
国立国会図書館デジタルコレクション
作詞:石原和三郎 勢多郡東村花輪
(現 みどり市)出身
慶応元年(1865)~大正11年(1922)
群馬を唄い、県民に愛唱された
DVD:「群馬県の歌」群馬県立歴史博物館製作
平成20年(2008)3月に収録
言わずと知れた「上毛かるた」
今年は「上毛かるた」発行70年記念し
「上毛かるた」を冠したお菓子が販売
上毛かるた(じょうもう かるた)
発行:昭和22年(1947)12月
価格:762円+税
作者:浦野匡彦(うらの まさひこ)吾妻郡長野原町出身
明治34年(1910)~昭和61年(1986)
昭和4年 前中卒、二松学舎、北京大学
隠れたベストセラー
群馬の特徴を表す言葉は 何故か「K けい」で始る
空っ風、雷、かかあ天下、絹織物 et
群馬のK(ぐんまのけい)
発行:旧版 昭和51年2月1日(上毛新聞社)
新版 昭和58年6月15日(上毛新聞社)
平成版 平成21年11月14日
(中央総合教育出版)
価格:平成版 1,800円+税
著者:山中正太郎(やまなか しょうたろう)安中市出身
大正3年(1914)~平成28年(2016)
高崎商高卒、群馬県庁出納長、ぐんま共済理事長
語り継ぐもの 新聞記者が見た群馬百年史
発行:平成12年5月2日 上毛新聞社
価格:1,900円+税
編集責任:松本利雄
「群馬の逆襲 正・続」
著者 木部克彦
正 発行2010年5月25日
発行所 言視舎(再刊)
続 発行2012年10月31日
発行所 言視舎
定価 各1,400円 + 税
群馬県の地域ブランド 最下位クラスからの逆襲・・・
正編のエピローグで俵萌子氏のことばで括っている・・・幸せとは何か
伊勢崎市が登場するところは
正編 伊勢崎市出身の国定忠治と伊勢崎オートレースがギャンブルとして紹介。
伊勢崎の「奇跡の音楽家」としてサックス演奏家の森村大地さんが紹介されている
続編 伊勢崎市八斗島町の「株式会社クリマ」が開発した氷室なる豚肉と
異業種数社でコラボした「虹色晩餐会」の開催。
伊勢崎の企業が障害者野球の練習グラウンドを貸している
正編、続編ともに本の最後の方で障害者を扱っており、それに伊勢崎市が登場する
伊勢崎市は「人権尊重都市」を宣言している
「デザインの目線」を持った観光ガイド 47都道府県を同じ目線で取材 群馬編は22県目
で発行された
「d design travel GUNMA」
2017年11月15日発行
発行所 D&DEPARTMENT PROJECT
価格1,900円 + 税
取材としては
伊勢崎市では「ワークマン伊勢崎昭和店」が2ページで
紹介されている
名前だけの紹介
伝統的工芸品伊勢崎絣、漫画家のあだち充
焼きまんじゅうの大甘堂 福島屋 田中屋分店 忠治茶屋
富岡製糸場で企画展「富士山と甲斐絹展」が
12月2日(土)~1月8日(月)まで開催
企画展に合わせて講演会が富岡市役所で開催された
基調講演
①「富士山に集う心 ー御山参詣と山もとの生業ー」
講師:堀内眞(富士山世界遺産センター)
②「幻の織物 甲斐絹 が生まれた山梨ハタオリ産地
の歴史と今」
講師:髙須賀活良(東京造形大非常勤講師)
「富士山に集う心 ー御山参詣と山もとの生業ー」
講師:堀内眞(富士山世界遺産センター)
富士日記より
郡内蠶の法糸取次第
1、蠶たねは此所にては置かず、上州より賣に來る。
伊勢崎市相川考古館所蔵・玉村町五料の石倉家文書より
天正8年(1580) 武田勝頼、諸役所中に関東よりの富士参詣の導者を通行させる
関東とは玉村を指す
利根川は広瀬川の場所であった
「幻の織物 甲斐絹 が生まれた山梨ハタオリ産地 の歴史と今」
講師:髙須賀活良(東京造形大非常勤講師)
(管理人の調査より)
郡内縞(ぐんないしま)は明治時代以降は甲斐絹(かいき)と呼称
郡内地方(北都留郡、大月市、上野原市、都留市、富士吉田市および南都留郡の一部)の
絹織物である
寛永10年(1633)に甲斐国東部の郡内地方にある谷村藩に上野国総社藩から移封
された秋元泰朝が養蚕の奨励や上州から新式の織機をとりよせ貸しつけるなど郡内織物
産地の振興に孫三代に渡り行ったとされる
マンガ 「お前はまだグンマを知らない」1~8巻まで発行 作者 井田ヒロト 高崎市在住
日本テレビ系列の人気番組「秘密のケンミンSHOW」で群馬県がよく紹介されている
がこのマンガが元になっているようだ
今年3月日本テレビで全4回にわたりテレビ化
今年7月には映画化
今年12月20日には劇場版DVDを販売
伊勢崎市を取り上げているところは
1、ペヤングやきそばの まるか食品株式会社
2、国定忠治 ギャンブル
3、宮子町の竜宮伝説
4、境伊与久の雷電神社
5、ベイシアグループが群馬県で誕生したとある
だけで伊勢崎市で誕生したとは書いてない
6、コメダ珈琲店カインズ伊勢崎店
11月19日 高崎市において新井小枝子(あらい さえこ)氏を講師に迎え
演題「群馬の養蚕言葉」が開催された
新井小枝子氏
群馬県立女子大学 准教授
桑、桑の実、桑畑を表す言葉を
日本全国ではどの様に表現するか
方言とも言える
新井小枝子氏の研究は
明治生まれの民俗学者 柳田國男(やなぎた くにお)
から最近の調査までを時系列にも捉えたいる
高山社で清温育を学んだ伝習生が日本各地に戻り
群馬での蚕言葉(方言)が使われたと考えられる
しかし、時代の経過と共に群馬の蚕言葉が使われ
なくなったと説明
シルクカントリー双書 9巻
「絹のことば」 新井小枝子著
2012年発行 上毛新聞社
講演会会場 エテルナ高崎駐車場の隅に
建立されている
「蚕霊供養塔」と「供養塔の説明板」
講演会のテーマに相応しいい場所である
映画「紅い襷」~富岡製糸場物語~が10月7日(土)から群馬県内のイオンシネマ高崎
とユナイテッドシネマ前橋での公開が始まった
イオンシネマ高崎では好評により12月7日(木)まで上映が延長された
長野・松代の工女 和田 栄の富岡日記をもとに日本の近代化を紐解く
和田 英(旧姓 横田) 安政4年(1857)~昭和4年(1929)享年72歳
富岡日記は著作権切れのためネットで閲覧出来ます 富岡日記
富岡市が富岡製糸場世界遺産登録3周年記念として制作
した映画である
お役所が制作した映画なのであまり期待しないで鑑賞し
たのだが、予想以上の出来映えであった
同行した家族や周りのお客の評価は上々である
旧横田家住宅(和田 英の生家)
長野市松代町松代1434-1 入館料200円
和田 英の弟、横田秀雄は大審院長、その子
横田正俊は最高裁判所長官
秀雄の弟謙次朗は鉄道大臣と多くの秀才を
生んだ一族である
旧松代藩士の横田家に生まれた英(後の和田 英)は
明治6年、17歳の時に県からの命により富岡製糸場へ
松代町より英を含めて16人で入場
明治6年3月に松代町を出発してから明治7年7月
まで1年余りの富岡製糸場での伝習工女としての体験
を明治40年の50歳の時に回想し執筆した
富岡日記 和田 英著 上毛新聞社 昭和48年
旧松代藩の士族の合資によって
地元の埴科郡西条村六工(はにしなぐん
にしじょうむら ろっく
現在の長野市松代町西条3574)
に西条村製糸場、後の六工社(ろっこうしゃ)
を明治7年7月操業
和田 英らは工女に技術指導を行った
富岡日記・機械糸繰り事始め みやま文庫 昭和60年
和田英が晩年過ごした足尾鉱業所の役宅
古河掛水倶楽部(ふるかわかけみずくらぶ)
栃木県日光市掛水2281
電話0288-93-2015
和田英の告別式が行われた 宝増寺
栃木県日光市足尾町赤沢18-25
和田家の菩提寺 長野市松代町松代1142
蓮乗寺(れんじょうじ)
全国の織物産地のホームページを検索していたら8月中旬あたりから各組合から下記の
宣言がアップされていた
宣 言
和装振興協議会において平成29年5月29日(月)に発表された、「和装の持続的発展
のための商慣行のあり方について」の17条の指針について、和装業界の未来のために必要
なことであり、当織物組合はその趣旨に賛同いたします。
和装振興協議会とは
和装の持続的発展のための商慣行のあり方について
「和装(きもの文化)」のユネスコ無形文化遺産登録の実現について
チーム着物2020設立について・・・ 詳しくは経済産業省のホームページで
併用絣「赤いレンガ造り」が英国ロンドンのV&A(ビクトリア&アルバート博物館)に
永久保存されることが決まった
V&Aは大英博物館(ロンドン自然史博物館)の隣りにある
V&Aには既に併用絣は保存されているとのことであるが今回新たに「いせさき併用絣
を紡ぐプロジェクト」で製作した併用絣「赤いレンガ造り」が保存される
V&Aは過去の製品(作品)だけではなく、現在も保存に取り組んでいる製品(作品)も
積極的に保存している
これにより、併用絣が更に世界へ後世へ遺産として保存される
7月15日放送のNHK人気番組「ブラタモリ」で 秩父を支えた魅惑の盆地を紹介
今回の旅のお題は「秩父はず~っと 日本を盛り上げた!」
先ずは武甲山でセメントの原料の石灰岩が取れるメカニズムを解明
河岸段丘に広がる町は水はけが良く水田に適さないが、桑は出来、絹産業が栄えた
ここでタモリは秩父銘仙の伝統工芸士 国本実氏より型紙捺染の手解きを受ける
解し銘仙は経糸(たていと)の状態で型紙捺染を行うため染料が糸に染み込み
糸の裏側まで染料が行き渡る 緯糸(よこいと)で織り上げた後に織物の文様が表裏
同じに織り上がる・・・リバーシブルである
秩父銘仙は屑糸、リバーシブル、オシャレ、低価格で「大正時代に日本を盛り上げた」
7月11日の「世界ふれあい街歩き」は秩父スペシャルで「バナナマン」の
設楽統(したら おさむ)の語りである
秩父銘仙コレクターの木村和恵氏が登場、続いてノコギリ屋根の寺内織物(株)を
訪れ力織機による銘仙模様のストールの織りを見学
寺内織物(株)では月2回手織教室を開き10名程が受講している
9月18日放送のNHK「ファミリー シストリー」で設楽統の祖父設楽逸三郎(したら
いつさぶろう 明治18年~昭和43年 享年83歳)を紹介した
設楽逸三郎は明治33年に入間郡立染織講習所に第一期生として入学し化学染料を学び、
卒業後は家業の秩父銘仙の機屋に従事し、当時人気の秩父銘仙の販売で全国を行商した
明治44年11月には奄美大島に渡り大島紬に出会い、秩父で大島紬の研究をしていた
大正3年に第一次世界大戦になると化学染料の「黒色」がドイツから入手困難となるが
設楽逸三郎は大島紬の「黒色」に着目し奄美大島に再び渡りチンギの葉から抽出した
タンニンと泥に含まれる鉄分を反応させた「黒色染料」の製造に成功し、奄美大島に染料
工場を経営し莫大な利益を上げた
大正14年に秩父に戻り秩父銘仙の工場を経営しこれにも利益を上げたが、
昭和16年太平洋戦争開戦に伴い織機を鐵屑として供出させられ工場は軍事工場に使われた
戦後は織機も失い、高齢(60歳)でもあり機屋を再開することは無かった
碓氷製糸農業協同組合(安中市松井田町)は
昭和34年に設立され58年の歴史を持つが
5月14日に「碓氷製糸株式会社」に移行
最盛期には3千人近い組合員がいたが、
現在は20人台に減少し株式会社化を決めた
社長には高木賢氏(前大日本蚕糸会会頭、
高崎経済大学理事長)が就任した
入口には「碓氷製糸株式会社」の
新しい門標が
碓氷製糸株式会社
〒379-0221 群馬県安中市松井田町新堀甲909
電話 027-393-1101
5月3日(水)NHK Eテレ23:00~23:30「ふるカフェ系ハルさんの休日」で
桐生市の小池魚心さんが昭和12年に創業した「異国調采 芭蕉」を訪問(糸屋通り)
「異国調采 芭蕉」
桐生市本町5丁目345
電話0277-22-3237
営業時間11:30〜20:30
定休日 火曜日(第二又は第三の火曜日・水曜日連休)
昭和28年に棟方志功が描いた壁画が店内にある
来店客(ゲスト)として伊勢崎銘仙研究家の新井正直氏と桐生織塾・塾長の新井求美氏
ご夫妻が出演された
新井求美氏の父は 新井淳一(テキスタイルプランナー)氏、母は リコ(版画家)氏
桐生織塾から
企画展の案内状(絵葉書)
を戴いた
既報の通り借家の契約
更新が出来ないのでこの
企画展を最後に休塾との
こと 残念!
企画展のテーマ
「私の好きな桐生織塾」
6月2日(金)
~4日(日)
10時から16時まで
場所:桐生織塾
お話会「桐生織塾と武藤和夫さんの思い出」
6月4日(日)14:00~ 飛び入り参加歓迎
問合せ先 桐生織塾 桐生市梅田町1-802
電話277-32-0366
フジテレビで18:30~19:00 もしもツアーズで秩父祭りをテーマに探訪
最近オープンした西武秩父駅前温泉「祭りの湯」を訪問、ここのお土産コーナーで
「秩父銘仙 貯古齢糖(チョコレート)」を紹介し、板チョコに秩父銘仙柄をプリント
したもので1ヶ税込み600円で販売している
ちちぶ銘仙館では「春の銘仙館まつり」を5月7日(日)まで開催
埼玉県伝統工芸士の菊地康夫氏の型紙捺染と新敬織物の新井教央氏の製織の実演が放映
された
秩父銘仙の魅力は見る角度により色合いが変わる(玉虫効果)
地糸の色を経糸と緯糸で変えることによると解説
製織の新井教央氏は1日に1反(13m)を織る 仮織りを解しながら織るので
手間がかかると説明した
ちちぶ銘仙館では7日まで回廊に30着の秩父銘仙を虫干ししている
群馬県中部農業事務所農業整備課で「かんがい施設カード」の配布を開始
管内のかんがい施設を紹介する「かんがい施設カード」を作成した
各土地改良区ごとで10種類ありそれぞれの土地改良区事務所で配布している
群馬用水 金丸第2揚水機場
広桃用水 十六本堰
根利川頭首工
大正用水 水路
赤城大沼用水 取水工
中群馬用水 染谷川水路橋
赤城西麓 利根調整池
天狗岩用水 制水門
笂井堰
坂東大堰
笂井堰(うつぼいぜき)は伊勢崎市の八坂堰土地改良区が管理者で
事務所は伊勢崎市役所東館4階にあり カードを配布している
桐生織塾を主宰された武藤和夫氏の逝去
と重なるが、桐生織塾の土地・建物の所有者
が昨年2月に逝去され契約更新が出来ず
桐生織塾は今年6月の企画展をもって休塾
する
現在日本の機械製糸工場は4ヶ所存在している
群馬県安中市の「碓氷製糸農業協同組合」全国の繭の60%を取り扱う
山形県酒田市の「松岡株式会社」
長野県に小規模の「宮坂製糸所」と「松澤製糸所」がある
碓井製糸は「農協」で組合員が減少するために存続が厳しくなってきたが、今年5月に
株式会社化し存続を図る
世界遺産「富岡製糸場」、「純国産の絹製品」等々で群馬県、富岡市、安中市が補助金
や出資で支援する
ひな祭りで桜餅を購入に青柳伊勢崎店へ
銘仙物語サブレを発見し早速購入
2種類あり、
写真左側がチーズサブレ「カラリ」
写真右側はくろごまサブレ「トント」
各1個65円(税込)
上州に流れる機織りの音色、
トント鳴るのは機の音♪
カラリと鳴るのはオサの音♪
3月2日放送のNHK「ファミリー シストリー」で俳優でコメディアンの柄本明家のルーツ
を調査
柄本明の曾祖父(そうそふ ひいおじいさん)の柄本長治は大正2年(1913)に
足利で織物製造業を開業し数十名の従業員を雇うまでになり、足利織物伝承館に残る資料の
足利機業家見立表(納税額番付表)に記載されるまでになった
しかし暮らしは派手になり、大正12年(1923)の関東大震災もかさなり倒産し
東京の銀座へ移り住んだ
番組の中で足利市の織物が紹介された
アンティーク銘仙を販売する
「うさぎや」
柄本長治の名前が記載された資料が
保存されている
「足利織物伝承館」
テレビ東京 7チャンネルの人気番組「昼めし旅」で伊勢崎へ
番組の前半は深谷市で昼めし探し・・・深谷ネギ農家とレンガの煙突がライトアップされて
いる酒屋を訪問
番組の後半では、群馬県高崎市出身のローカルタレントのJOYがレポーターで登場
1、先ず、伊勢崎市の紹介は伊勢崎銘仙である・・・かすり工房さいとう
残念ながら放映は僅かきりでした
2、伊勢崎市富塚町 株式会社ミトミの自販機食堂・・・
社長の都丸佳男氏は
元 伊勢崎絣伝統工芸士〈染色部門)
から転業された
3、伊勢崎市下植木町 イタリアンレストランのシャンゴ伊勢崎店・・・
高崎市に本社のあるシャンゴは高崎市出身レポーターのJOYのよく知るところ
4、伊勢崎市寿町 伊勢崎もんじゃのサッちゃんち・・・伊勢崎の定番
以上でした
経済産業省は、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(以下「伝産法」)
に定める伝統的工芸品として、愛知県の「尾張仏具」、長崎県の「長崎べっ甲」、
沖縄県の「南風原花織(はえばるはなおり)」の3品目を新たに指定
これにより伝統的工芸品は225 品目となりました
伊勢崎市景観まちづくり賞表彰式・景観まち
づくりシンポジウムが境総合文化センターで
開催された
表彰式では建築デザイン部門で3ヶ所、屋外
広告物デザイン部門で2ヶ所が受賞
建築デザイン部門で受賞した中に「銘仙」の名前が出てきたので紹介します
銘仙の家(The House of Meisen)
建物名:高齢者複合施設 銘仙の家 事業主体 医療法人 原会グループ
開設日 平成20年(2008)7月1日
所在地 伊勢崎市平和町19-10
高齢者複合施設 銘仙の家
http://www.house-meisen.jp/
設計者:(株)ライブ環境建築設計
施工者:第一次 佐田建設(株)、第二次 関東建設工業(株)
講 評
周辺環境を構成する商業施設、文教施
設、住宅などとの調和に景観的基調が
ある それは外壁の色調を抑えること、
プライバシーを保ちつつもガラス壁面
を多用したことなどに現れている
結果それは、閉鎖的になりがちな高齢
者施設のイメージを取り払い、内部照
明の演出において効果的に働き、開放
的で親しみのある印象を創出している
こうした工夫によって街への融和を実
現している(配布のパンフレットより)
世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の四構成資産の情報発信をする施設
群馬県は「世界遺産センター(仮称)」を富岡倉庫内に設けると発表した
富岡倉庫の場所:上州富岡駅近くで・・・富岡製糸場内の倉庫では無い、富岡製糸場
から徒歩10分
オープン予定日:平成30年度
内容:世界遺産の四構成資産を中心に群馬県内の絹産業を情報発信し、他の関連施設
への誘導を目的とする
伊勢崎市内における「ノコギリ屋根」については
当ホームページに掲載している HPへ
著者:群馬県前橋市出身の建築写真家 吉田敬子
「のこぎり屋根紀行」 発行:上毛新聞社
新書版 P212 発行日 2016年11月12日
価格 1,400+税
平成28年12月上旬にいせさき明治館の金井珠代氏からこの本の刊行を聞き
本屋か図書館で現物を見てから購入を考えていたが
本日(12月26日)スマーク伊勢崎の本屋で現物を拝見し購入
著者の吉田敬子氏は平成10年(1998)から鋸屋根を撮りはじめ北海道と沖縄を
除く各県を訪ね3,000棟を撮影した
銘仙産地では伊勢崎・秩父・足利を取材している(桐生は別格)
伊勢崎市教育委員会文化財保護課で制作した
「MEISEN 世界にはばたけ いせさき銘仙」
DVD動画 時間21分が
ユーチューブにアップロードされました
世界にはばたけいせさき銘仙
内 容
いせさき銘仙を小中学生でも理解出来るように制作されている
画像や音楽で楽しく 視聴された女性が銘仙を着たくなる様に思える
百閒は一見に如かず
足利市は「VIVID銘仙」一色である
足利市立美術館主催の標記シンポジウムが
足利商工会議所で開催された
第1部「VIVID銘仙展 ローマ凱旋記念講演」
大森哲也(足利市立美術館館長
新井正直(銘仙研究家)
講演内容は青幻舎から発刊の当企画展図録「VIVID銘仙」の要約であったと言える
第2部「VIVID銘仙の産地の取り組み」
足利、伊勢崎、秩父産地の取り組みが
発表された
足利からは特別ゲストご当地アイドル
「渡良瀬橋43」が登場し、足利銘仙で
作つた衣装を着ていた
足利市立美術館「VIVID銘仙」展の図録を
兼ねた「VIVID銘仙」を青幻舎(せいげんしゃ)
で発刊した
「VIVID銘仙」のHPへ
写真右側 「VIVID銘仙」 監修:足利市立美術館 A5変型 総頁208頁
発行日:2016年10月27日 価格2,500円+税
執筆
大森哲也(足利市立美術館館長)
新井正直(染織史研究家・元群馬県繊維工業試験場主任研究員)
沢辺満智子
内容
約70点の着物、図案、ポスターを掲載し
着物の情報(年代、技法、素材等)を記している
写真左側 「銘仙万華鏡」 著者:宮川武士 文庫版 総頁256頁
発行日:2009年 6月20日 価格1,200円+税
足利市広報11月号に
P1~P5にわたり「足利銘仙」の特集
が掲載されている
足利市立美術館で10月22日から
12月25日まで開催される
「VIVID 銘仙」展に合わせた特集
「広報あしかがみ」11月号は HPで
9月25日に いせさき市民のもり公園で
開催された撮影会より
前橋藩では富岡製糸場(明治5年)より早く明治3年に藩営前橋製糸所を創業
また、前橋市は上毛かるたで「県都前橋 生糸の市(けんとまえばし いとのまち)」
と詠まれるが、
前橋市は 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」
日本遺産「かかあ天下 -ぐんまの絹物語ー」
の何れにも含まれない・・・
理由としては取り組みが遅い、建造物が存在しない点が挙げられる
この度、前橋市では「生糸(いと)のまち前橋発信事業」を進め、その成果を第一回
「シルクサミット in 前橋」で発表した
開催日 8月27日(土)・28日(日)
場 所 群馬会館(前橋市大手町2-1-1)
2日間に亘り研究成果が発表された
2日目最後のシンポジウムでは
速水美智子(速水堅曹子孫)氏が
コーディネーターを務めた
パネリストの熊本県山鹿市長の中嶋憲正氏
と熊本市在住の今井正則(大野浪子孫)氏
会場の群馬会館1階には
「おもてなしコーナー」が設営され、
「日本絹の里」収蔵の
「伊勢崎銘仙 着尺」と
「桐生織 帯」が陳列されていた
日本機械学会 機械遺産とは
歴史的に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として
次世代に伝えることを目的としている
機械遺産として2016年は「スバル360-K111型」を認定した
この「スバル360」は伊勢崎の工場において開発されたものである
大正元年9月に現 伊勢崎市平和町19において上毛撚糸株式会社が創業
後に 富士重工業(株)伊勢崎製作所第二工場として操業
昭和33年この工場で軽自動車「スバル360」を開発したことから
この地を「スバル360誕生の地」としている
富士重工業(株)旧伊勢崎製作所第二工場(旧上毛撚糸株式会社紡績工場)
鋸歯形屋根
レンガ壁は第二工場の東側壁面で
「スバル360誕生の地」のモニュメント
として
また、歴史的建造物として2003
(平成15年)5月、移築保存された
伊勢崎ショッピングモール
(伊勢崎市平和町19)
足利県道からの入口(南東)
にモニュメントの説明板
参 考
上毛撚糸(株) 大正元年9月 現 平和町19にて創業 現在は 価値開発(株)
特別出演 ミス アース ジャパン 2015 日本代表 山田彩乃さん
織都(しょくと)桐生市の魅力を多言語(日本語、英語、韓国語、中国語)で解説
動画時間約25分 桐生市チャンネル
伊勢崎市教育委員会文化財保護課で制作した
「MEISEN 世界にはばたけ いせさき銘仙」
DVD動画 時間21分が
伊勢崎市の図書館で貸出しを始めた
伊勢崎市図書館のHP
内 容
いせさき銘仙を小中学生でも理解出来るように制作されている
画像や音楽で楽しく 視聴された女性が銘仙を着たくなる様に思える
百閒は一見に如かず
桐生市の木島 広さんは有名ブランドデザイナーとしてパリコレに参加した経歴を持つ
桐生市には多くの生地メーカーが在り、生地メーカーの倉庫には多くのサンプル生地の
残った生地(残反)がデッドストック化している
木島さんはこの残反と自分のデザイナーとしての能力を結び付けたビジネスモデルを
構築させた
通常10万円の婦人洋服が3~5万円で購入できる
1、桐生産地の特色が出ている生地(残反) 60種
2、木島氏のデザイン 25種
3、ネットでこの組み合わせから購入者が選択し自分のサイズ等を入力
4、仮縫い段階で一旦購入者に送付
詳しくはフクルのホームページで
イースト・ロンドンのオールド・スピタルフィールズ・マーケットで「着物とボロ」を
販売をする英国人デービットさんと日本人妻の奈和子さんが登場する
着物は外人の体型に合わせてデービットさんが裁断し奈和子さんが手縫いした「羽織」で
洋服の上から気軽に着れ好評
番組では続いて、ミシュラン観光ガイドで三ツ星で外人が多く見学に訪れる
山梨県河口湖の 久保田一竹(くぼた いっちく)美術館 が紹介された
ホームページに割引券が有ります
「島村フェスタ」の「ぐんま島村蚕種の会」のブースで 関口芙沙恵著「いのちの桜
~田島弥平物語~」が販売されていた
境島村出身の作家 関口芙沙恵(せきぐち ふさえ)著
の いのちの桜 が自費出版された
世界遺産 田島弥平旧宅に纏(まつ)わる
清涼育発見に至るまでのエピソードや
明治7年の産卵紙焼却処分騒動をはじめ
分かり易く書かれている
関口さんは上州の養蚕・製糸・絹織物を書くことをライフワークとしている
修羅の川(しゅらのかわ) 平成15年(2003) 光文社
玻璃の橋(はりのはし) 平成26年(2014) 光文社
*三冊とも伊勢崎市の図書館でかりられる
購入先 いのちの桜は自費出版のため本屋では販売していない、直接関口さんへ
電話048-577-4184
埼玉県本庄地域は大正・昭和と伊勢崎銘仙の主力産地で機屋は最盛期には70軒近く存在
したが、現在では2軒となっている
番組では職人歴60年の黒澤仁(くろさわ じん)さんが娘の反町眞弓さんに後継者指導を
している
黒澤仁さんの奥さんの黒澤かつ代さんは平成26年に「埼玉県伝統工芸士」に認定された
本庄絣の機織り体験が2か所で出来る
黒澤織物 本庄市山王堂208 電話0495-21-5279 500円(要予約)
古澤織物 本庄市小島4-2-21 電話0495-22-2903 500円(要予約)
本庄絣のページへ
富岡製糸場と絹産業遺産群は第二ステージへ!
高崎経済大学では「富岡製糸場と群馬の蚕糸業」の
刊行を記念して12人の執筆陣による研究報告会が
同校で開催された
高崎経済大学の教授陣に加え今井幹夫氏、松浦利隆氏等も執筆されて「集大成」となっている
「富岡製糸場と群馬の蚕糸業」
編 者 高崎経済大学地域科学研究所
発行所 日本経済評論社
発行日 2016年3月15日
定 価 4,500円+税
ページ数 350ページ
執筆者 | 役職名等 | タイトル | |
1 | 髙木賢 | 高崎経済大学理事長 | 日本蚕糸業と群馬 |
2 | 今井幹夫 | 富岡製糸場センター所長 | 富岡製糸場の設立とその意義 |
3 | 宮崎俊弥 | 前橋国際大学名誉教授 | 群馬県における養蚕業の展開 |
4 | 松浦利隆 | 群馬女子大学教授 | 富岡製糸場と絹産業遺産群ー 世界遺産登録までの道のり |
5 | 石井寛治 | 東京大学名誉教授 | 近代世界市場における日本生糸ー 中国生糸との競争 |
6 | 田中修 | 元群馬県理事兼農政局長 | 原富岡製糸場の経営・技術革新ー 大久保佐一所長の理論と実践 |
7 | 小池重喜 | 高崎経済大学名誉教授 | 群馬県組合製糸の器械化開始過程 |
8 | 佐藤英人 | 高崎経済大学准教授 | 明治末期~昭和初期における 製糸場の立地変化 |
9 | 西野寿章 | 高崎経済大学教授 | 日本蚕糸業研究の足跡 群馬県の山村における養蚕衰退後の 地域の対応と限界的問題 |
10 | 村山元展 | 高崎経済大学教授 | 蚕糸業政策の新展開と 地域養蚕振興の課題 |
11 | 大島登志彦 | 高崎経済大学教授 | 製糸工場の盛衰にみる産業考古学 からのアプローチ |
12 | 戸所隆 | 高崎経済大学名誉教授 | 富岡製糸場の遺産を活かした まちづくりとその課題 |
高崎高島屋で3月9日から15日まで6階催場で「日本の伝統展」が開催された
本場大島紬や有松絞り等を拝見しアテンドから説明をいただいた
5階のリビング用品売り場で「meissen」と英語で書かれたプレートを発見した
「銘仙 めいせん」か?と思い近くでよく見たらドイツの陶磁器「マイセン」だった
「meisen」と「meissen」 S が一つ多かった
群馬県の出先機関である伊勢崎行政県税事務所では、子供たちに我が国産業の原点である
絹産業を学んでもらう目的に3市ゆかりの偉人を紹介するDVDを制作した
群馬県と埼玉県の垣根を越えた作品で伊勢崎市の田島弥平、深谷市の渋沢栄一等の5人が
登場する
You Tube 本編 24分
You Tube ダイジェスト版 6分
BSジャパンの番組「空から日本を見てみよう+」でくもじいとくもみが空からいせさき
明治館に降り立ち、伊勢崎観光物産協会の小澤洋一氏から伊勢崎銘仙の説明をうけた
伊勢崎市で降りたところ
(株)パイロットコーポレーション伊勢崎工場、明星電気(株)、
(株)ミトミ 自販機食堂、山崎製パン(株)伊勢崎工場、いせさき明治館、
下城(株)、サッちゃんち、小泉稲荷神社、三立応用化工(株)
総務省は平成27年国勢調査の人口速報集計結果を発表した
我が国の人口は1億2711万人で平成22年から94万7千人減少(0.7%減)
銘仙5大産地を調べた
平成27年 の人口(人) |
平成22年 の人口(人) |
増減実数(人) | 増減率(%) | |
足利 | 149,504 | 154,530 | △5,026 | △3.3 |
桐生 | 114,760 | 121,704 | △6,944 | △5.7 |
伊勢崎 | 208,838 | 207,221 | 1,617 | 0.8 |
秩父 | 63,545 | 66,955 | △3,410 | △5.1 |
八王子 | 576,526 | 580,053 | △3,527 | △0.6 |
伊勢崎市だけに人口の増加が見られた
戦後の早い時期から繊維産業から自動車、家電等の成長産業への切り替えが図られ
地理的に平坦地で現在でも伊勢崎宮郷工業団地の造成が・・・続いている
足利、桐生、秩父は大半が山岳部で風光明美な観光都市となっている
(公財)群馬県産業支援機構主催による標記セミナーが前橋市において開催された
講師は 富山県高岡市に本社を置く(株)能作 代表取締役 能作克治氏
(株)能作はTBS「夢の扉+」の第1回で取り上げられた優良企業
放送内容はネット上にあり、夢の扉 能作 で検索を!
また、「第一回 日本で一番大切にしたい会社」審査員特別賞を受賞した
(株)能作のホームページ
能作克治氏のポリシー
・続けること、あきらめない事
・過ぎ去った事を考えない。今を大事に・・・、すると未来が拓ける
・常にオープンでいる、対抗・対立しない
・仕事を楽しみ、愉しむ
・地域社会には労を惜しまず貢献する
・GROCAL=Think Global、Act Local
受講して学んだこと「分業の悪いところは、仕事が無くなると其々が違うモノを扱う」
埼玉県本庄市にサンデンコミュニケーションプラザにおいて、NPO産業観光学習館主催
による標記成果発表会が開催された
NPO産業観光学習館のホームページ
ジャンルを衣食住3分野、3人からの
プレゼンテーションが行われた
テーマ「伊勢崎の宝 島村」の
研究成果を発表する 松村辰博氏
山形県白鷹(しらたか)町の板締め染色職人を取り上げた
板締め工場は現在は全国で白鷹町の2件である
その内で明治20年創業した小松織物工房の6代目 小松寛幸さん(45歳)が登場した
30枚の板を用い ぶっかけ染め を行う貴重な映像であった
ネット上に画像が見られるので検索されては・・・
本日、ぐんま絹遺産推進委員会(委員長:高木
賢)が開催され伊勢崎市境地区に現存する建物
「赤レンガ倉庫」が登録される
東武鉄道 境駅前に大正8年(1919)に建て
られた「繭」の保管倉庫
東武鉄道は明治43年(1910)に開通してお
り、ここから富岡製糸場にも運ばれた
参考資料 境まちなか散策マップ 境遺産めぐり
平成27年3月作成
さかい赤レンガまつり実行委員会
伊勢崎市企画部企画調整課まちづくり推進係
では一定の条件で「田島弥平旧宅」のロゴマーク
が無料で利用ができる
現在10種類のロゴマークが発表されている
詳しくはHPで
伊勢崎市景観まちづくり賞表彰式・景観まちづくり講演会が境総合文化センターで開催
された
表彰式では建築デザイン部門で3ヶ所、屋外広告物デザイン部門で2ヶ所が受賞した
建築デザイン部門で受賞した中に「銘仙」の名前が出てきたので紹介します
、
建築名:東武鉄道 新伊勢崎駅
所在地:伊勢崎市中央町
建築主:東武鉄道(株)
講評
「銘仙のまち伊勢崎」をモチーフに
絹糸のデザインをファサード取り込み
それがシンボルとして駅頭の景観を飾っ
ていると評価している
東武鉄道 新伊勢崎駅を西側から撮影
東武鉄道 新伊勢崎駅を東側から撮影
地元の会議で「いせさき町並み研究会」代表の栗原昭矩氏にお会いした際に世界遺産に
登録した「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一つ「田島弥平旧宅」のペーパークラフトを頂戴
した 完成には半日はかかるだろう
田島弥平旧宅
ペーパークラフト
当ホームページ(伊勢崎銘仙アーカイブス)
へのアクセスの傾向が11月頃から変化してきた
かっては東京、群馬、長野に集中していたのが
全国からのアクセスが増加してきた
また、リアルタイム検索でも時々ヒット
している
若い着物フアンの雑誌「KIMONO姫」に
当HPが紹介されたのが一因だろうか ?
当誌は銘仙を特集し五大産地が掲載されている
KIMONO姫⑬なんて楽しいキモノ編
祥伝社 平成27年11月発行
価格 1,200円 + 税
伊勢崎市赤堀図書館で借りられます
富岡製糸場と絹産業遺産群の4~11月の観光客が前年同期比8~47%減となった
特に伊勢崎市の田島弥平旧宅では17,617人で前年同期比47%減となった
田島弥平旧宅では現在も居住者がいて一般公開されていない
(読売新聞 群馬版 12月8日より)
施設名 | 4~11月 | 前年同期比 |
富岡製糸場 | 959,388 | 8%減 |
田島弥平旧宅 | 17,617 | 47%減 |
高山社跡 | 29,998 | 29%減 |
荒船風穴 | 19,349 | 16%減 |
*一般的に登録年をピークに減少は予想されたものであると言えるが、田島弥平旧宅の
減少は異常である 高山社跡の30%減ぐらいに止めたい
9月18日放送のNHK「ファミリー シストリー」で設楽統の祖父設楽逸三郎(したら
いつさぶろう 明治18年~昭和43年 享年83歳)を紹介した
設楽逸三郎は明治33年に入間郡立染織講習所に第一期生として入学し化学染料を学び、
卒業後は家業の秩父銘仙の機屋に従事し、当時人気の秩父銘仙の販売で全国を行商した
明治44年11月には奄美大島に渡り大島紬に出会い、秩父で大島紬の研究をしていた
大正3年に第一次世界大戦になると化学染料の「黒色」がドイツから入手困難となるが
設楽逸三郎は大島紬の「黒色」に着目し奄美大島に再び渡りチンギの葉から抽出した
タンニンと泥に含まれる鉄分を反応させた「黒色染料」の製造に成功し、奄美大島に染料
工場を経営し莫大な利益を上げた
大正14年に秩父に戻り秩父銘仙の工場を経営しこれにも利益を上げたが、
昭和16年太平洋戦争開戦に伴い織機を鐵屑として供出させられ工場は軍事工場に使われた
戦後は織機も失い、高齢(60歳)でもあり機屋を再開することは無かった
富岡製糸場世界遺産伝道師協会(会長 近藤 功氏)の富岡製糸場と絹産業遺産群の
文化的価値を伝える活動が世界遺産登録として結実し、地域の活性化にも繋がっている
点が高く評価され受賞した
当協会の受賞・表彰歴:平成27年 群馬県総合表彰(地域づくり分野)
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が昨年世界遺産に登録された際、リオンではわがこと
の様によろこんだそうです
今年11月にリオンで富岡市と協賛で「絹が結ぶ縁 SOYEUX DESTINS」を開催
します
在リヨン領事事務所長の小林龍一郎氏の挨拶より一部を抜粋
「11月6日から21日まで、リヨン市内の絹織物博物館及びリヨン6区役所において、
絹にまつわる日仏交流の歴史と現在の絹産業に関する展示「絹が結ぶ縁~
Soyeux Destin」を開催します。本事業は、リヨン市や富岡市、その他多くの皆様
の協力を得て当事務所が企画し全力をかけた今年最大の目玉となる展示会です。
一人でも多くの皆様に、リヨンと日本の絹で結ばれた深い縁に触れて頂ければと思
っています」
詳しくは 在リオン領事事務所
伊勢崎市の境東公民館において標記講演会が
境史談会(会長 関口吉範氏)と公民館(館長 長谷川氏)との共催で開催された
定員50名のところ90名近い参加があり、今伊勢崎銘仙への関心が高いことが
伺える
講師の青木宏氏の講演会は
「伊勢崎銘仙についての5W1H」で話された
伊勢崎織物産地は後進産地でインフラの整備
から始めた
桐生は工場制であったが、伊勢崎は賃機で
女性が稼ぎ柱であった
伊勢崎銘仙の機屋等を地図で見ると川との関係
が深く染色や水車の利用からきていると説明
「群馬県繊維産業リソース調査事業」で群馬県内の繊維企業95社を紹介
織都桐生千三百年プロモーションプロジェクト 企業検索
伊勢崎産地から5社が紹介されている
足利市内のホテルにおいて「足利道楽シンポジウム」が開催され、足利、栃木、
桐生、伊勢崎の4市から代表が参加した
関東経済産業局が推進する「絹のみち広域連携プロジェクト」に沿った戦略で
「日本銘仙共創国」の設立をとの提案もあがった
伊勢崎商工会議所青年部主催による「伊勢崎ビジネスサミット」が伊勢崎市民
体育館で開催され、その中で講演会が行われた
サンデン株式会社の小沼健夫氏がテーマ「世界遺産と地域活性化」を講演した
1、「赤城事業所」を中心とした赤城山に対しての環境への取り組みの実績
を説明
2、本庄市の「サンデンコミュニケーションプラザ」を「富岡製糸場と絹産業
遺産群」と関連付け、且つ関東経済産業局が推進する「絹のみち広域連携
プロジェクト」に組み込んだ構想を説明した
桐生織物 千三百年を支えた技術 の動画(40分)をアップ
織都桐生千三百年プロモーションプロジェクト で検索
伊勢崎銘仙も取り上げられている
子どもを対象にした伊勢崎銘仙の着付け体験「銘仙を着て初もうで」が伊勢崎市観光物産
協会主催で開催された いせさき明治館で着付けをした後、近くの伊勢崎神社へ初もうに出
かけ 小中学生が「初めての銘仙」を楽しんだ
伊勢崎市役所中継所で五十嵐伊勢崎市長と
伊勢崎銘仙を着たミスひまわりが応援し、
その模様はTBSテレビで全国へ放送されました
12月25日(木)~1月5日(月)10:00~18:00
伊勢崎織物百年史、伊勢崎織物同業組合史、下城弥一郎等の古本を発見
ネットで販売していない本が多数有り
関東地方一都六県、甲信越、静岡県の11都県をエリアとし関東経済産業局が中心となり
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を契機にプロジェクトを発足
キックオフ会議が12月17日(水)富岡製糸場において開催された